2016年1月27日水曜日

メイドイン京都のご朱印帖つくっちゃいました

みなさまごきげんよう
北大路アオアザでございます

先日できたオサレ蔦屋書店さんには
まだ再び行けていないのですが
毎日でも行けるところに新しく書店ができて
通勤がちょっと楽しみ

最寄駅の烏丸御池駅の構内に
大垣書店さんができたのです
はぁ~
駅の構内に書店て
都会になりましたなぁ
感慨深い

お店やお菓子情報の収集によく雑誌を買うのですが
気になるところにチェックを入れて
携帯で該当箇所の写真を撮る
そしてそれを「ランチ」「おみやげ」「肉」などジャンル分け

そういうことをしようと思っています

中途半端に始めてみたけど
いまだ「ランチ」に3軒入っているのみ

仕入れたデータが活用できない
どうも、ダメな人代表・北大路アオアザです


いやほんと、今年こそちゃんとしよう
今年こそしっかりした大人に
今年こそミニマリストに

もう1月終わるって本当
目標掲げてるだけで1か月終わってるがな


毎度前置きがながいんです
それは改める気はありませんのであしからず


さあ、こんなかわいいもの、つくってました!
ご朱印帖です


ぜんぶで4種類
か、かわいいでしょ、コレ…

表の布の制作をお願いしたのは
『京都手帖』限定ブックカバーでおなじみの
koha*さんです

乙女文化発信クリエイターのkoha*さんです
koha*さんについては→こちらからどうぞ

このご朱印帖のためにデザインから捺染からすべてオリジナル
加工まですべてメイドイン京都でございます
なんてぜいたくなことでしょうか
布の手触りのなんて心地いいこと…!


表のかわいさを引き立たせるため、裏はシンプルに
(ひとつ前の写真とご朱印帖の位置は同じ)


一般的なご朱印帖と同じく蛇腹です


びろーんと

サイズはタテ18cm、ヨコ12cmです
ご朱印を押せるページは裏表あわせて全部で48ページ分


O先輩はさっそくご朱印集めにはまっております
お正月に清水寺などまわってきたと、自慢気
ひとりだけ極楽浄土への切符を手に入れた気になってますが
そんなもんではまだまだ、行けるはずないでしょう、先輩

負けじとわたくしも、近所の今宮神社へ初詣に行った際
ご朱印を書いてもらうところへ行って気が付いた

わし、ご朱印帖、忘れとるがな…

ダメだ
ダメな人だ

みなさまにおかれましては
こんなわたくしを反面教師とし
こちら↓からご朱印帖をお求めください

【ご朱印帖 ねこねこじゃらし クロとノラ】(赤地のもの)
【ご朱印帖 ねこねこじゃらし シロとタマ】(グレーのもの)
【ご朱印帖 いつか来た道 夕焼け小焼け】(オレンジのもの)
【ご朱印帖 いつか来た道 散歩しようよ】(残りのひとつ)


2016年1月25日月曜日

新刊できてるんです『京都 路地』

みなさまごきげんよう
北大路アオアザでございます

週末はまたえらい寒かったですねぇ
京都は雪はそんなに降らず
日曜日はむしろ快晴
風はびゅうびゅう吹いておりましたが
そのおかげで洗濯物がよく乾く
ありがたいことです
外に出しておいた生協の通箱が飛ばされても
ごめん、京都生協さん


さて、まだまだ新刊が出ておりますよ

『京都 路地 ―迷宮の小道―』
京都の趣ある路地の風景をおさめた写真集です



京都では「路地」の読み方は「ろーじ」

写真は、水野歌夕さん
そう、水野克比古先生の娘さんです

素晴らしい京都の風景や庭園を撮影される水野克比古先生
歌夕さんの写真は、なんていうか
そこに生活する人々の空気を間近で感じているような

路地ごとのコミュニティがきっとあって
ウェルカムな雰囲気だったりよそさんお断りだったり
見ているとそういうことまでなんとなくわかるようなそんな感じ

表紙カバー
獅子舞に頭をかんでもらっている女の子の後姿が
それを見守るおじいちゃんたちがなんともほほえましい



郵便屋さんが路地の入口にバイクを停めている光景、よく見ますね



そうそう、路地に迷い込んで
ふと上を見上げるとこんな感じ



こういう路地、無性に入りたくなるけど
入っていいのかなってどきどきもする
勝手に入って駄目な場合ももちろんありますので



先斗町
舞妓さんが行く



窓ばかりを集めたページもあったり



路地といえば猫!
猫がつきものでしょう!


犬派のあなたへ
かくいうわたくしも大の犬派
ご主人がみえないところがまたイカス



路地といえば、お子も
おかっぱシルエットがかわいい


地蔵盆ですかね
夏の夕方ってわくわくするような少しさみしいような


夏の路地は地蔵盆
わたくしの町内はないんですよ
子がいなくて、地蔵盆なしのさみしい夏の終わり


冬の路地は寒中托鉢
いやそんなに頻繁にみられるものでもないけど



銭湯
風呂好きとしては見逃せないページです


二階の窓から眺める路地もまた、いいですね



京都の夜の路地といえば、ココでしょ
おデートの定番でしょ
大人の逢引っつったら決まってココでしょ


そんなこんなで好評発売中です

amazonではこちらから→『京都 路地』

2016年1月22日金曜日

新刊できてます『有職の文様』

みなさま、ごきげんいかが
北大路アオアザでございます

前回、なんだかんだで雪降らへんとか
そんなことを書いた直後に積もるという
いつも裏切られちゃう
わたくしってそんな女

ということで、北大路界隈はお寒うございました




烏丸北大路から東を望む
大粒の雪が降っているのわかりますか
比叡山方面、まったく見えず

朝、娘と雪遊びをしていたら足がつめたい…
どうやら長靴に穴があいていたもよう
しもやけが左足にまで及びましたがな


今週末にはまた大寒波がくるんですって
九州も気温がマイナスになるとか
重々お気を付けください


さて、新刊ができてましたよーっ
おまっとさんでございました

『有職の文様』
読めますか、ちゃんと読めますか

ゆうしょくのぶんよう
ありしきのふみさま

のんのんのん

正解は『ゆうそくのもんよう』です



みてこの、重厚感たっぷりの表紙カバーを!
ずーっと見てたら紙なのか布なのかわからなくなる
わかっているのに一応さわってたしかめる
ああ、やっぱ、紙

本のサイズはタテ163mm×ヨコ121mmと文庫よりちょい大きめ
以前ご紹介しました『日本服飾史』と同じサイズです
このシリーズ、実は【趣シリーズ】と呼んでおります
おもむき、です


推古天皇の時代より、身分を色で表してきた日本。
のちに、文様によっても区別するようになりました。
このような状況下で生まれたのが「有職の文様」。
宮中や公家の官職や儀式、装束や調度を指して「有職」といい、
それらに特別に用いられた文様をいいます。

こんな感じにシエスタが本の紹介文を書いていますので
弊社のホームページもしくは、amazonをご覧ください


有職の文様が織りこまれた生地や描かれた調度品の写真が満載なのです


読み進めるうえで必要な装束などイラスト入りで解説


生地の分類なども詳しく説明があります
そのうえ、ルビもたくさんふっていて便利
こういうのって読めませんもんね
間違えた読み方をしないためにもルビ大事


めでたい象徴の鶴



向かい合う縁起物
めでたさ倍増



うつわ好きなんでどうしてもうつわに目が行きます
向かい合う蝶々


亀甲
先日書いたオサレショップにも
床や天井や照明、いろいろなところで亀甲があしらわれていました


絶妙な色合い
ぱっと白い紙を出されて
こんな色合わせ、わたくしにはできまてん
センスの塊ですな


立涌文
右下の菊入りのん、かいらしいですなあ


永遠に繋ぐことができる文様
子どものころ、とにかくぼんやりするのが好きだったので
例えば病院の廊下の模様とか、カーペットの模様とか
眺めては「どこまで続くの」と果てのないことを考えていました



やっぱり気になるうつわ
みてくださいこれ、天才
この文様の抜き方
ほしい

こんな器の本ばかりあったらなーと思ったらなんと
ありました!てへぺろ☆

『御所の器』
著者は同じく池先生です
うっとりしちゃう1冊

ぜひ、あわせてどうぞ

amazonではこちら→『有職の文様』

2016年1月19日火曜日

オサレバンザイ

みなさま、ごきげんいかが
北大路アオアザでございます

いよいよ冬が本気出してきましたね
雪が降る降る積もる積もる明日明日もう明日には
と言われながら、いまだ

ほんとうにつもるのかな
あしたの朝にはつもってるかな
朝はやくからヘリが飛ぶのかな
ニュースで金閣寺うつるのかな
わたしのしもやけ、治るのかな
右足のなかゆびだけ、しもやけ
さむいさむい、かゆい、いたい


さて、いまさらながらな話をしますよ、今日は
いまさらながらあのオサレショップの話をしますよ
あれですよ、あれ
あの件の、ニューオサレスポット


京都岡崎 蔦谷書店



いまさら
おっそ
オープンから10日経ってるし

みなさま、行かれました?
もう、行かれました?

わたくし、オープン前の内覧会にいってきました
わたくしだけではなく、
社長、編集長、O先輩、シエスタ、以下略
つまり全員です
総出です


内覧会ということもあってか、
いらしている方もみなさん、オサレ
御召し物、ステキ
なんつーかもう、オーラがすごい
いや、普段からオサレな人が集う書店なので
オープンしてからもきっとそんな感じなのでしょうな




さまざまなイケてる写真があがっているにもかかわらず
あえて、自分で撮った下手な写真をアップするわたくし
こわいものしらず



横にはもちろんスタバ




雑誌のエリアの間に、隠し部屋のように広がる書棚



わーい『京都手帖』ありました!

自社の本をみつけては立ち止まり確認する我々


蔦屋書店らしく、本だけではなく雑貨など
ライフスタイルごとに展開しています


2階は、京都モダンテラス
ごはんやさんです
見てください、この写真
テラスです
店名に「テラス」って入ってるだけあって
テラスのステキさったらないですよ、そりゃあ
やだ、デート行きたい
さそって、殿方

もちろん、ごはんもとってもおいしかったです
だからさそってってば、殿方


3階はゆったりしたスペースで落ち着いた雰囲気
ここにも本が並んでいますが
ソファなどあったりお手洗いもあったり

こちらの書棚には
京都の著名な方々の書棚拝見ということで
その方々が影響を受けた本をみることができます


京都を代表する写真家
水野克比古先生



染織家 五代 田畑喜八先生


京都の人気お花屋さん「プーゼ」の浦沢美奈先生


木版の竹笹堂のけんじ先生

そうそうたる方々の中に


ん?
あらやだちょっと奥さん
ウチの編集長じゃありませんか

いろんな方の書棚を見るのはほんとうにおもしろい
写真ばっか撮ってないで、今度もっとじっくり見に行こう
人に勧められた本ってちょっと好みじゃなかったりするけど
だからこそ思わぬ出会いがあったりしますもんなあ


つぎはゆっくり
休みの日に早めのランチ食べて
午後はのんびり書棚を眺めて過ごす
なんてぜいたくな休日の使い方
わたくし、コーヒー飲めないけど
みためは大人
みかくは子ども
その名は
北大路アオアザ


2016年1月12日火曜日

あけまして新刊のご案内『失われた世界の記憶』

みなさま、ごきげんいかが
北大路アオアザでございます

新年のごあいさつが大変遅くなりました
あけましておめでとうございます
今年もなにとぞよろしくお願いいたします
なにとぞ
なにとぞ


年末年始は実家でのんびりし
目方もめきめき右肩上がり
節制せねばとおもいつつ
仕事始めにゃあ
みんなのおみやげおやつ天国

痩せないのを人のせいにしたい
いや、人のせいにする
するったらする


さて、新刊のご案内です
年末からすこし、滞っておりました

『失われた世界の記憶
-Memories of a Lost World-
幻灯機がいざなう世界旅行』

タイトルながめ




サイズはタテ22.5㎝、ヨコ17.3㎝
といたってフツー

この本、なにがすごいかって


なんと束が6センチ!
重さは2.2キロ!
総704ページもあります
弊社の書籍にしてはだいぶボリューミー

うっかり本棚の上の段において
うっかりなにかのはずみで落ちてきたら
凶器以外のなにものでもない
こちらの書籍はじめ、ぶあつめ重めのものは下の段へ


さてどんな本かといいますと

今から百年以上前、欧米で大衆娯楽として人気だった幻灯機ショー
エジプト、インド、オーストラリア、日本…
当時の人々が到底行けなかった場所は、大衆の心を魅了しました
写真家たちが世界へ赴き、現地の民族や文化に向けてシャッターをきりました
その多数の幻灯機スライドを集約した一冊です

さてどんな写真が並んでいるのか
アオアザチョイスでお送りいたします



ストックホルム 1900年代
外国風情ただよいますね


ロンドン動物園 1880年代
横向きに乗るんですね
けっこう揺れると思うんだけどな、象の背中



ナイッショーッ!!
かと思いきや、ハンマー投げ
違うスポーツでした
白シャツ・チェックスカート・ハイソックス・革靴の組み合わせは
もう女子高生にしか見えないんですけど
(意見には個人差があります)まるしー生さだ
スコットランド 1880年代


イングランド 1870年代
オサレ
めっちゃオサレ
足先まですみずみオサレ


モスクワ 1920年代
クレムリン大宮殿の規則的に並んだ窓に萌える



オーストリア 1900年代
そびえたつのは聖アンナ記念柱
マリア・テレジア通りです



きゃー!
かいらしい女の子!
オランダ 1900年代
このようにカラーのページもあります
モノクロで撮影されたものにあとで色をつけたのでしょう



パリ 1900
万国博覧会のようす
き、貴婦人のウエストの細いこと…!
コルセットでぎゅうぎゅうですよね
さすが貴族



スイス 1890年代
マッターホルンです
こんな見晴らしのいいところで集うなんて、貴族か
いや、貴族だろ、間違いなく


今日、長いでしょ
でもね
これでもね
まだ半分なんですよ

やめちゃおうかどうしようか
つぎにしようかどうしようか
でもやっぱやっちゃおうか
ということでやっちゃいます


エジプト 1870年代
発掘前のスフィンクス
こんなん見た異国の人はびっくらこいたでしょうな



モロッコ 1880年代
ちっさくない?
帽子、ちっさくない?



アフリカ 1910年代
でっかくない?
壺、でっかくない?



アフリカ 1880年代
入れるお皿は大きければ大きいほどいい、と
何かで聞いたことがありますが
それにしてもやっぱり思うところはただひとつ
い、痛そう!痛いでしょ!ぜったい!



中国 1900年代
上が床屋さん
下が人力車



日本 1890年代
やってきました、ジャパン
これをカメラで撮っているとき、横からO先輩が
「『オー、エキゾチック、ジャパーン』とかキャプションつけるんやろ」
どきり
いいえ先輩、わたくしはですね
「エキゾチック ジャピャアーーン!」と心で歌っていたのですよ
ひろみ郷のそれですよ
心のなかが読まれてる
以心伝心と先輩と私




日本 1870年代
武士ですよ
いくさですよ



オーストラリア 1910年代
本書キャプションには
「動物園のボクシング・カンガルー」
めっちゃ強そう


駆け足でしたがいかがでしたでしょうか
もちろんこれはほんの一部
立ち読みするにもキツイ重量ですので
これはもう買っちゃって家でじっくり読みましょう

amazonではこちらから
家に配達してもらうほうがいいかもですぜ