北大路アオアザでございます
昨日からまたぐっと冷え込んでおります、ここ京都。
明日はまた雪だとか…
一度春の日差しを浴びさせておきながらこの仕打ち…!
ぬかよろこびにもほどがある
くう、春はまだ遠いのですね…
わたしの担当した本で、昨年の9月に刊行した写真集があります
『IN KYOTO』
京都でご活躍の6名の写真家が撮影した、風景写真集です
「京都の写真集」と聞くと、連想されるのは
【庭】 【桜や紅葉】 【歴史ある社寺】
どちらかと言えば「シブイ」印象を持っておられる方も多いのでは。
ところがどっこい
この『IN KYOTO』は違います
なんというか、洗練された雰囲気漂う、オサレな写真集なのです
上記に挙げたように
【庭】 【桜や紅葉】 【歴史ある社寺】は、もちろん掲載しています
いわゆる「京都の美」を捉えてはいますが、どこか新しい
そんな写真が満載です
表紙カバーのこの写真は「葵祭」の行事のひとつを撮影したものです
ベルベットの加工をしており、手触りがよいのも特徴です
写真のキャプションは少なめ、ビジュアル勝負ですので
海外の方にも人気の一冊です
この写真集をつくることになったきっかけは
こちらの6名の写真家さんたちが合同で開催された展覧会を拝見したことでした
けして広くはないギャラリーでしたが、多くの写真が展示されていて、
それぞれの写真家さんイチオシの一枚は大きな垂れ幕として
ギャラリー内でひときわ目を引いていました
そして、みなさんがとても仲が良いことが伺える、そんな素敵な展覧会でした
編集を担当させていただき、無事に本ができあがった後
著者であるおひとりの方が、ある日突然わたしを訪ねて来てくださいました
「本はたくさんお持ちでしょうが、これを…
わたしたちの感謝のしるしです」
そういって手渡されたのは、みなさんがサインをしてくださった『IN KYOTO』でした
突然のことで、わたしはびっくりし、
うれしくてうれしくてうれしくて、涙が出てきました
しかしなぜか涙を悟られないように、顔を伏せてしまいました
正直に「うれしくて泣けてきました」と言えばいいものを…!
ほんと、かわいくないんだからっ
とはいっても、鼻かんでたんで、バレバレだったと思います(笑)
その後、大垣書店イオンモールKYOTO店さんや、京都館さんで
『IN KYOTO』写真展をしていただきました
昨日その打ち上げと題し、宴にお招きいただいたのであります!
しかも会場はわたくしの好きな酒処!!
ひゃっほうですよ。
残念ながらおひとりご欠席でしたが
先生方のお話のおもしろさ、そして細やかなお心配りに感激いたしました
そして自らを恥じました
もっと精進せねばなりません
本年の目標のひとつにいたします。「細やかな心配り」
諸事情により2時間足らずでおいとませねばなりませんでしたが
とても楽しい時間を過ごさせていただき感謝です
まもなく1月が終わります