2016年6月28日火曜日

新刊できました『名古屋 昭和の暮らし』

みなさまごきげんいかが
北大路アオアザでございます

ちょっといいですか
ちょっといわせていただいていいですか
わたくし、怒っています
以前からじわじわ怒っていましたが
最近のアレはほんと、ひどい
なにってあなた、アレですよ
あの西島秀俊のいいパパアピールのCM

もうあんなんいらんて
わたしらファンはそんな彼を望んでないのに
彼が結婚しているかもしれないとか(してるんだけど)
そしていいパパでありいい夫であることなんか
専業主夫でお洗濯している姿とか
家族でヨガしてるところとか
妻のためにスペシャルカルパッチョを用意してほほえむ顔とか
そんなことね、知りたくないんですよ

あんなに絶望的なこと
わたしにつきつけなくてもいいじゃない

ばか
テレビみるたび傷つく
ばかばかばか



さあ涙を拭いて新刊のご案内です
でました、あのシリーズの最新刊
『名古屋 昭和の暮らし 昭和20~40年代』

弊社の昭和シリーズ
なつかしのモノクロ写真集です

昨年『昭和の名古屋』を発刊いたしまして
ご好評につき、第2弾です



光の角度によっては見えにくい箔押し!
金です、金
名古屋と言えば、そりゃあ金でしょ

そんでこのヤカンでかすぎるでしょ
なんのためにこんなデカいのさ

さて、今回もアオアザチョイスで紹介していきます
少し偏りがありますがそのあたりご了承ください



消防訓練の様子
マネキンを逃げ遅れた人に見立てるて
いやデカいでしょ、マネキン



巨大福助人形
いや、デカいでしょ、福助

さっきからデカくない
表紙カバーのやかんからデカくない




名古屋と言えばやっぱパチンコでしょ
内側に店員さんがいたんですね
中でかくれてお化粧している様子
おねえさん、見えてますよ



お母ちゃんの運動会

めっちゃ応援してますやん、おかあさん
モンペにたすき掛け
見ているお母さん方の表情もステキ




こちらはお父ちゃんの運動会
やだ、懐かしのパン食い競争
この写真みると、自然と口が開くんですけどなぜ



伝説のストリッパー、ジプシー・ローズ
東洋一のストリッパーと呼ばれたらしいですよ
ジプシー・ローズ
京都に今もストリップ劇場てあるのかな



赤ちょうちんとか屋台とか大好物
しかもおでんとか!おでんおでんおでんとか
ああ冬が待ち遠しい



記念切手を販売する女性たち
切手モチーフのおそろの上着がイカス
…て、なにその髪型ーーーー!
切手より上着よりなにより
そのクレオパトラ感まじすげえ



ひと昔前までこういうの、よくありましたよね
口でトラック引っ張る、びっくり人間的な
それにしても荷台にめっちゃ乗ってますやん
容赦ない


さてここからは子どもたち
どうでもいいですけど京都では「子どもたち」と言わず
「お子たち」って言うんですよね
あれ、何気にカルチャーショック


人形供養の様子
左のお子の無表情さよ
古い人形などを供養するために納めて
くじ引きでまた人形がもらえるて
人形無限ループ



紙芝居をみるお子たち
みんないい顔
おかっぱ頭、ぼうず頭、かいらしいですなぁ
「お子」っていうの、だんだん好きになってきた



海水浴にむかう電車内のお子たち
手はおひざのうえ
足ピーン



入浴指導の様子
こんなんあったんですね
銭湯好きとしては外せない一枚



はいきました
わたくしが好きなやつきました
相撲をみて興奮するお子たち
わたくし、今回の写真集の中でこの写真がいっとう好き

何が好きってそりゃ


彼の顔



たまらん、この顔
こんなに教科書的なびっくり顔ありますか



もう双眼鏡はずしてもうてるやん
みえてへんやん、君
大好きだ




先生から「注意する言葉」を教わるお子たち

「ばか」
うん、それは言うたらあかんよね
わたし、冒頭で思いきり言うてもうてるけどね


「だぎゃー」
「あのよう」
え、名古屋のお子なんやしええやん
むしろ好きよ、名古屋弁
もっとちょうだい


とまあこんな感じでお送りした『名古屋 昭和の暮らし』
書店にて絶賛発売中でございます

名古屋に住む方・ゆかりのある方におすすめ
というよりは、これは昭和をなつかしむすべての方におすすめ
名古屋のみならず、なつかしい気持ちになる写真がいっぱいだったでしょ
だから全国のみなさんも買ってちょうだい
そしてわたくしで言うところの相撲の少年のように
お気に入りの一枚を見つけてください

Amazonではこちらから→『名古屋 昭和の暮らし』


そしてそして!
丸善名古屋本店にてイベントやります!

「写真で見る、驚きの昭和 -名古屋 昭和20~40年代-」
日時:7月3日(日)14:00~
丸善名古屋本店 6階イベントスペースにて

著者のおふたりの刊行記念トークショーです

参加無料です!
定員20名さま、要予約です
今週末はにゃごやへ行きましょう
そんで東山動物園とかテレビ塔とかしゃちほことか
観光込みでトークショーへどうぞ


これ、待ち受けにしよう

2016年6月21日火曜日

ショートトリップ木津

みなさまごきげんいかが
北大路アオアザでございます

いやあすっかり梅雨
いつの間にこんなムシムシになったのですか
昨晩うっかり窓を開けて寝て
起きたら窓辺びしょぬれ
なによもう梅雨のばか

梅雨に入る前の休日
新緑をもとめて木津方面へでかけました

わたくし、5月がいっとう好き
緑がきらきらしていて、暑くもなく寒くもなく
この時期の夜のお散歩が大好き
あてもなくブラブラ歩いて
途中でアイスなんか買っちゃったりして
もちろんスッピンでそのうえお風呂あがりがベスト
ああ
そんなデートがしたい
妄想だけで生きていける齢36ですがなにか

話を戻して木津のこと
この緑の美しい季節に、緑の美しい場所へ

本当は茶畑のある井手町のあたりもドライブしたかったのですが
時間に限りがあるため、今回は社寺を中心に
目指すは浄瑠璃寺と岩船寺

こんな仕事をしていますがわたくし
初・木津
初・浄瑠璃寺
初・岩船寺

ずっと行ってみたかった
この時期に行けてなによりです

高速ふたつくらい乗ってびゅーんと浄瑠璃寺へ




まずは阿弥陀堂へ
浄瑠璃寺は九体寺とも呼ばれます
九体の阿弥陀如来像が安置されているから
堂内に入るとぴーんと張りつめた荘厳な空気
はあああああ
圧巻です
すばらしかった
正直こんなスゴイと思っていませんでした
浄瑠璃寺って三重塔があって紅葉がきれいで
…くらいしか思ってませんでした
ごめんなさい浅はかでした

お堂は横長のつくりで
如来さま一体一体の前に扉があり
その扉が開くと、向かいの三重塔からすべての如来さまが見えるそうです
もちろん扉は閉められていますが
その景色を想像するだけでぞくぞくします

池をはさんで三重塔


緑が元気でちょっとかくれちゃってますが


この三重塔内にはご本尊・薬師如来像が安置されています
開扉日は毎月8日と彼岸の中日・正月三が日のみです
いずれもお天気がよくないといけません


まだあまり咲いてなかったけど、あじさい
めっちゃ葉っぱ食べられてる
つやつやの緑、おいしそうだもの
わかる、気持ちわかる

浄瑠璃寺参道の「とろろそば」の文字に後ろ髪ひかれながら
次の目的地・岩船寺へ
あじさい咲いてるかな、うきうき



盛りにはまだ少しだけど、きれいに咲いていました
これは6月の初めだったから今頃はもう終わりかけかしら


本堂に安置されている阿弥陀如来坐像もすごかったな
おおきくて
やさしいお顔立ちでした

岩船寺に車を停めたまま、磨崖仏を見るためお散歩
下調べをしてこなかったのですが…
まあまあな山道でした
スカート失敗

手すりにつかまりひいひい言いながら山道を下り、
一願不動(不動明王立像)を拝みまた山道を登る

完全に息切れ
水いっき飲み

それにしても大きな石が多い
よーく見たら仏像が彫られているんじゃないかと目をこらし
うっすら見えた気がする
最近どうも老眼気味なので自信がない
やっぱりうっすら見えた気がする
ていうかぜったい違う

そこからまたさらに山道をゆく
そしてわらい仏


息切れしたわたくしをみてほほえんでいらっしゃる
パワースポットという言い方はどうも好かんのですが
でもここは神聖な力をわけてもらえそうなそんな場所

仏さまはどんな景色をみていらっしゃるのか
ふりかえるといいながめ


青々としたみどりの向こうに街がみえる


地域の野菜をたんまり買い込み岐路につきました



そんなわたくしは『京都手帖』の取材やらやってます


取材先でご馳走になるの図
朝からしあわせ顔でフライドチキンをほおばるの図
ぺろりです
朝ごはん食べたのにね
てへ



ほかにも、茶農家で茶を淹れてもらうという
超絶贅沢なカフェ(じゃないけど)へ行ったり


そこで茶葉ばりばり食べたり

そんなこんな過ごしています
わたくしは元気です
主に横方向に