2019年8月2日金曜日

『京都手帖2020』表紙決定! と、大事なおしらせ

いよいよすべてが校了となりました
はあ、終わりましたよ終わっちゃったんですよ
巣立ちの時を迎えたのですよ

校了前に悪夢を見る、というパターンはよくありますが
今回ばかりは心配すぎて校了後もうなされるという
わたくしは新たなステージに突入いたしました

さて『京都手帖2020』
ヘビーユーザーのみなさまがたには
ご案内が届いたころではなかろうか
みましたかあのDM
あれはウチの若ぇのが作ったんですがね
「一応」で撮影しておいたわたくしの写真が採用されてしまいました
何度見ても恥ずかしい
そして若ぇのに、フォトショでだいぶ加工がなされました
〇ほうれい線を消す
〇口角をあげる
〇紅をさす
〇顔色をよくする
〇輪郭シュッとさせる
書いていてツライ
手が入れば入るほど、アレっていうことですよね
わかってるんだよみなまで言うな

どんなDMだったか
ご存じない方は、インスタに載せときますのでちぇけらしてくだされ


さあさあ今年の表紙はこちら


向かって左
ピンクと黒の組み合わせが全国共通版

そして右
つばめとグリーンが京都限定版です

ピンクとグリーンは色違い
版画の名前は「雲母椿」
きらつばきって読みます



椿の柄はシルバーで印刷されています
光の入り具合でキラッとして、きれい
発色がよく気分の上ルピンク色は、全国共通版
ピンクの裏側は恒例のシンプルな黒表紙です

これまで
「京都限定版が欲しいけど、かわいい柄しかないやん!」
と嘆いていたナイスミドルのみなさま
京都限定版のグリーンはシックなので、男性にも絶対おすすめ!

そしてそんな激シブグリーンの裏側は、


つばめちゃんやべえかわいいい(語彙力
これは全女子がきゅんするやつじゃなかろうか
何度見ても「はふーん♡」と目尻さがっちゃう系


そしてタイトルのもうひとつのほう
大事なおしらせです

『京都手帖』は2007年版の発売当時から2016年版まで
1,000円+税という値段で販売していました
2017年版からは、紙の価格高騰のため、やむなく1,200円+税に

そしてこの春
またいろいろなモノの値段があがりました
紙も、外側のビニールも

作り手のわたしたちも消費者のひとりであり
いいものを安く買いたい気持ちはみなさまと同じです
ですがこの価格を維持するとクオリティを下げることになり
それはわたしたちの望むところではありません
「いいものを適正な価格で、みなさまにお届けすること」
それがわたしたちの使命だと思っています

心苦しい判断ではございましたが
この度価格改定を行い、1,500円+税とさせていただくこととなりました

「値段は上がったけどものすごいパワーアップしてるやん京都手帖!」
と思っていただけるよう、今回変更した箇所も多いです

次回のブログではそのあたり詳しくご紹介いたしますね!

2019年7月19日金曜日

校了まぢか


いつもお世話になっているkoha*さんがとつぜんやってきはって
お菓子をくれたんです

koha*さんとこの若おなごが、このブログを読んで心配している、と
アオアザさん、ぶっ壊れてる、と
あーーーーまちがいないねーーーそれーーーー
りかーーーーーーい(高い声で



おいしそうなやーつ
まだ、たべない、あした、たべるあした
ありがとうkoha*さん、ありがとう若おなごさん


そんで、そんでよ

来週
来週の月曜
が、校了なんですわ

カラー台の校了、なので
そのあと、モノクロ台、帯、など続きますが
いったん、大きな区切り
(ヤバい帯まだなにもしてない、焦り


毎年買っていただいているお客さまへ
ダイレクトメールを発送するのでその準備を

さー入稿するよー
最終まちがいないかみてー

って段階で刷り直し級の間違いがみつかる…
しかもひとつじゃない
ふたつでもない
みっつ以上(てことは、たくさん)

あれだけ確認したはずなのに
(大人が3人で)
(おさ、へんしゅうおさ、あたい)
怖いったらありゃしない

やだ、本体の『京都手帖』も大丈夫かしら
チェックはしてるんだけど、何回も
(これまた大人が3人で)
(そして、おなじメンツ)
なんていうか、これ、不安しかない

この胸のざわざわをふきとばすべく
さあさあ月曜まで時間の許すかぎり最終確認する
「あれだけ見たからだいじょうぶ」
て信じられるまで、やるわ、あたい

2019年7月12日金曜日

終わりが近づく

泣いたら泣いたでやっぱりすっきりして
校了日が近いのに、変に余裕な気分になったり

冷静にゆびおりかぞえる


うん、やばいね
あと10日でした
あと10日で終わりなんですよ信じられる?
あたし信じられない


なんどやっても毎年のこの産みの苦しみに慣れることなどなく
「来年ははやめはやめにやろうね」と
小4の娘にいわれるしまつ

わかってるよ
わかってるけどできんのだよ
いたしかたない


わたしはいま何をやっているかというと
色校が出まして、校正をしています
今年はね、紙を変えたんです
それがいい感じ
そのあたりはまた、後日、詳しく

今日はですね
地図の校正をしていました
眼球いたくなるやつです
終わりませんでした
明日もまたやるよ


あと10日で終わるのか
終わってしまうのか
と、毎年すこしさみしくなるのです
いま、こんなに大変なのにね

お店に掲載断られたり
(広告費なんてもらってないよ
社寺から確認の返事がなかなかこなかったり
ことしもいろいろあったなあ
(ちなみにまだ返事ぜんぶもらえてない

つぎの京都手帖も
どうかみなさまのお役にたてますように
そう思いながら、あと10日
かみしめながら、過ごします

2019年7月6日土曜日

おのれとたたかう

とか言ったらかっこいい感じがしちゃうんですが
ぜんぜんちがって、みっともない話


今週はなんだかとっても疲れたのです
マイナスの発言をすると言霊
そっちに引っ張られちゃうから
だからあまり言いたくない

なんだけど、言っちゃうくらい疲れたのですよ、わたくし

どれくらいかっていうとね
無理やり口角をあげて疑似笑顔をつくって
脳に「たのしい」って勘違いさせなきゃ笑わなきゃって
気持ち悪い顔をしてるってくらいなんだわ

ふだんそんなことしないから
ヤベエなあたいって思った


情けないから言いたくないけど
仕事でいっぱいいっぱいで
京都手帖が締め切りまでに間に合うのか不安で
ただただ不安で
思うようにすすまなくて
不安に思うから夜も眠れなくて
寝床で目を閉じると
「あれもしなきゃ」「これ忘れないようにしなきゃ」で
ああ、こころ休まる暇もない

これは忙しい自慢をしているわけじゃなくて
ただただ自分のキャパの狭さを露呈しているだけなのです


そんなある日
木曜日
前日ぜんぜん眠れなかったこともあり
朝、O先輩の顔をみた瞬間
なみだがほほをつたう
つーーー
とかじゃなくて
だばだばーーーのやつ
ひっく、ひっく、おえ、うぐ、のやつ

終わらないの
終わるか不安なの
できないの
できない自分が情けないの

声にならない状態で先輩に訴える

だいじょうぶ
だいじょうぶだよ
終わるよ
それに終わらなくても死なへんし
だいじょうぶ
てつだうよ
なにすればいい?

わたしもてつだいます
といって、5月に入った若いおなごにバックハグされる

新人さんにも気を遣わせて
情けない、あたしもうしじゅうなのに、
情けない、あったかい、この子好き、うれしい、情けない

なみだふきふき
ふたりに手伝ってもらえることをおねがいして
おちついた

別の仲間もやってきて心配してくれる
おだんご買ってきてくれた、おいしくてまた泣ける

おさが遠くで心配してる、たぶん
気配でわかる


ああわたし、会社員でよかったな
ここにいられてよかったな


泣くだけ泣いたらすっきりするもんですな
職場で泣くなんてほんとにみっともないんだけど
わたし、この人たちのこと信頼してるから
いつでも泣けるわ

だからまだがんばれる
ことしもすってきなの、つくっちゃうんだからね

2019年3月18日月曜日

新刊できあがりです『koha* 50/15 PATTERNS』

こないだ聞いた、友達が格安SIMにしたって話
そしたらね、月3000円くらいになったって言うんですよ
わたし、月に18,000円払ってる
夫と、娘のキッズケータイも合わせてだけど

その話を娘にしてましてですよ

「ねー、だいぶ安くなるらしいんだわ」
「ふーん」
「いま、18,000円払ってんの」
「へえー」
「3人分だけどね」
「うん」
「単純にひとりいくらになるでしょう?」

…え
えーと、なんだって?いちまんはっせんえん?
えーとちょっとまってねいまあたまはたらいてなくって

しばらくして娘がはじき出した答えは

「…おかあさん、3人で割ったら、、、

大 変 な こ と に な る …… !!」


………おい、割り算がんばらんか小学3年生
深刻な顔して言うなばかたれ
深刻な顔したいのはこっちじゃい



さて、新刊のご案内
『koha* 50/15 PATTERNS』


京都の乙女文化発信クリエイター・koha*(コハ)さんの初めての作品集です
koha*さんの作品は、日本の季節の植物をモチーフに
西洋の様式美を取り入れた和洋折衷な感覚で描かれています
その美しいデザインは、京都の捺染技術により上質な布の上で表現され
さまざまなファブリック作品として世の中に誕生しています

いつもにこにこして、話のセンスもよくて大好きなkoha*さん
「koha*」として活動をはじめ、今年で15年
作品は50作にもなりました

そんな節目の年、めでたく本ができました!

烏丸三条にある、文椿ビルヂング
その1階にある「椿ラボ京都」は、koha*さんのお店です

クッションカバーやバッグ、洋服、傘……
koha*さんの分身が、いろんな姿にかたちを変えておるのです

なんていうかね、ほんとに発色がいいんですよ
やわらかくってとってもキレイなんです
たくさんの色が入った布なのに、仲良くまとまっていて
そんでもって肌触りも最高
ずっとなでてたい感じのやつですよ

今回の本のカバーの発色もすんばらしいですよ
めっちゃ緑!目の覚めるぱきっとした緑!!



そして銀の箔押し
ひやぁ、美し


さて、中身はどんなんかなー


koha*さんという人がよくわかる、「まえがきにかえて」
ぜひ読んでいただきたい
koha*さんがどんな思いでいま、作品を産み出しているのか
繊維業界がどんなに大変なのか
時代の流れとともに楽しめる、そんな文章です



表紙にもなっている「松虫草」
バリエーションも豊かです
この布で、『京都手帖』の特製布カバーも作っていただいたなー
わたしも思い入れのある作品


「しだれ桜」
やわらかなピンクと、若草色
ああ、これを嫌いな女子がいるだろうか、否



「実家」
じっかです、じっか
実家の混沌としたわちゃわちゃ感をこんなふうに表現するってさ
なんなの天才なの

そうそう、作品ごとにkoha*さんの文章が入っていますよ
つくったときの気持ちや思いが書かれていて、読み応えある



扇子や下駄も人気です
下駄、わたしも持ってます
超履きやすいんですよね、軽くて
一度も靴擦れしなかった
まじおすすめ



「2丁目3番地つつじヶ丘」
koha*さんの作品ってネーミングセンスも抜群
この、右ページの色味が大好きで大好きで
こちらのデザインの傘も持ってます
これも下駄同様、超軽くてまじおすすめ
無くしたくなさすぎて、傘に名前と携帯の番号貼ってある



「山*村*紅*葉」
これでなんて読むと思います?
ね、そう思うでしょう?京都だし
でもあの女優さんではないですよ、
これで「シャンソンもみじ」ですよ
なんなの天才なの(2回目



「Moon river」
オフィーリアみたいで美しいなぁ
koha*さんは、ゴールデンレトリーバーの背中みたいって
たしかに、そう見える



「ド・レ・ミ・ファ・ソ♪」
この文章がね
ほんと泣ける
わたし、校正してて3回泣いた
知ってるのに、泣いた

亡きお父さんとのお話
「don't let me far so」ってなんて素敵なことばあそび



koha*さん家の愛娘犬も載ってますよ♡
おかあさんの隣のページにしたからみんなさみしくないね♡



巻末、紙を変えてます
切り取って、ラッピングペーパーや便箋に使っていただける仕様
風合いのある紙で、切り取るのもったいないけど切り取って使いたい


そんな一冊です
koha*さんのすべてがぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅっと詰まってます
なかなか濃いですよこれは


amazonでも発売中です→『koha* 50/15 PATTERNS』








2019年3月15日金曜日

新刊できてます『平成の大阪』

数年前のある朝、出社したわたくし
隣の席はO先輩
冬の日でした

会話しながらストールを外したO先輩の
か み が た
前方から見たら普通であるが
うしろが、うしろが、とんでもない寝癖
どうやったらそうなるかな
どうして気づかずにいられるかな
きっと電車の中でひそひそ言われてたよね
先輩、いい大人、御年わたしの10コ上

せんぱい、すごい寝癖ですよ
うそ、ぜんぜんわかんなかった
ちょっと写真撮って見せてあげる

といって撮ったその写真
なんともアーティスティックな写真
今も、わたしの携帯の「お気に入り」フォルダに鎮座しておる

その写真、先輩の友達などへまわりまわって
今でもあらゆる人を笑顔にしております

ココに貼ると怒られそうなので
見たい方はわたくしまでご一報ください


さて、そんなO先輩とシエスタがつくった本ができたよ
『平成の大阪』


見覚えのある判型
そう、『昭和の○○』シリーズです
新元号まで残り2カ月を切ったこの時期、平成をしめくくる一冊ですよ



さて、気になる中身をみていこうかな
言っとくけどアオアザ目線だからね


平成が始まったとき、わたしは小学生でした
お店がどこも閉まってましたよね



平成2年の福島あたり
見渡すかぎり、ビルですなぁ



あの丸いの、大阪球場ですよ
解体されたのは平成10年ですって



かに道楽のかには、CM出演しているので、お留守です



梅田スカイビル
大阪中の若人がここへデートに行ったんかね
へえ



心斎橋のビッグステップ
こないだ久々に行きましたけど
カーブしてるエスカレーターがあるんですよね
わー、と思って、何度ものぼっておりました、ひとりで



コンクリートジャンゴー



平成6年のUSJあたり
そうかあ、あれできたのも平成よねぇ



関西空港ができたのも、平成6年



阪神・淡路大震災
信じがたい光景ですね
わたしはまだ中学生で
テレビや新聞の中で、その光景を見たときの胸のざわざわ
いまでもよく覚えています



大阪ドームの屋根のところがジャッキアップされてるの図
いくよー、せーの、ばんざーいで持ち上げてる感



なにこの近未来感
こんなポケモン、わたし知ってる



一年終わるごとに、こう、年表が入ってるんです
O先輩とシエスタが作ってた
めったくた大変そだった
大変だった話はまた、シエスタから聞けるのかな、どうかな
(ブログ更新せえ



ぜったいになにかおかしい猛獣捕獲訓練
訓練の意味


そんな愉快な『平成の大阪』は絶賛発売中
Amazonでも買えるけど(→『平成の大阪』amazon
大阪の書店さんではたくさん置いてくれてるんで
(紀伊国屋書店 天王寺MIO店では、パネル展も開催中!
そのまなこでチェケらしてみておくんなまし



2019年2月18日月曜日

ありがとう西川さん

最近、自宅のパソコンでWordをひらき、
なにやら打ち込んでいるわが娘
見てもいいという許可を得たのでのぞくと

「ラッコは手をつないで眠る」
「犬はかわいい。白目で寝る」
などとりとめのない文章がならんでおった
そこからなぜか小説のような展開に派生し
どこかのレストランでお客と店員の会話が割と長めに続く
しかしそれは物語の中の物語で
それを読んでいたユーチューバーが登場し
「はい、ということで〇〇を読んでみた、ということですが」
という流れ


なにこれ

まったくいみがわかんない
わかんなすぎて逆に天才じゃないかな、逆に、逆だよ

パソコンの中だけかと思いきや
今日仕事から帰ったら机の上に
「わたしが書いた物語、9歳」
と表書きしたノートが置かれていた
ご丁寧に、年齢まで

こっそりのぞいてみると
小学校でちゃんと勉強してんのかというくらいの
誤字脱字の多さ
ちょ、ほんま、赤ペンで直しといたろかな、でっかい×つけて
いや、中見たのばれたらめっちゃ機嫌わるなるしやめとこ

内容はまあ、こちらもさっぱりわかんなくて
きっと完結しない物語なんだろうなぁ
思えばわたしも子どものころ
そんなの書いていたような
で、お母さんに思われてたんだろな


なにこれ
まったくいみわかんない

って

まわるまわるよじだいはまわるんだよみゆき



でね
最近ちょっといつもと違うお仕事もさせてもらってまして
大変だけど、とても新鮮
知らないことが多くて、はじめてのことが多くて、
大変だけど、わくわくする

わくわくするって大事だな
仕事って大変だないやだなって思うとそれ以上にはならないけど
楽しもうって思ったら知らないことが見えてくるような
なんでも自分の気持ち次第

だいたいネガティブなわたくしがこんなふうに思えるのって
どうしてかってそれはね
西川貴教のおかげ
消臭力のおかげエステーのおかげなのよ

CMでマーベラス西川が
「しごとだーけどしごとだからこそあそんじゃえあそんじゃえ」
って歌うのよ
それ聴いてはっとしたのわたし

今年40になるけどさ、そんなことに気づけたのわたし
壁一面に消臭力飾ろうかなって思えたのよわたし
ただそれを言いたかっただけの話

2019年2月4日月曜日

始動してます(京都手帖にーぜろにーぜろ

北大路アオアザです

そろそろ本気で考えはじめるころですよ
そそ、京都手帖のはなし

おいしいお店、新しくできたお店、話題のお店
ひと通りチェックしたい
カタカナの店名がでんでん覚えられないんだけども
帳面に書き付けてできるだけ覚えたい

SNSチェックしたり、友達に教えてもらったり
雑誌も参考にします
今季のもさー見てたらさー
次の京都手帖に載せたいなーって思ってあっためてたお店が
ばんばん載っててさー
さすが〇AVVYさん(チッ

京都手帖の取材は年に一度
しかもコラムは全部で13本
その中で、食べ物系の数も限られてるから
実際取り上げられるネタといえば2~3個です

前回の食べ物ネタは
モーニングと洋菓子店
おみやげもので食べ物ネタあるけれど
がっつり取材してんのはそのふたつでした

そのふたつのコラム内でも
掲載してるお店は各3店
これも泣く泣く取材できなかったお店が多いんです
誌面限られてますからね
軒数が多くなると、わたしが伝えたい文字数も減るし
少ない文字数で、お店の魅力を語れる自信がない
たくさんたくさんしゃべりたい
おわかりかとは存じますが、この京都手帖のコラムは基本、
「わたしの好きなお店を友達に紹介してる」テイストです
そんな思いでつくってるので、掲載店は少なめ

前回の雑貨店も3店
厳選して厳選しての、3店です
もちろんほかにも大好きなお店があるんですけど
「このお店と雰囲気かぶるかー」とか
「あー、移転中なのーー」とか
そんなこんなで紹介できなかったり


お店決めるのむつかしい
よーし!と思って決めても、断られたりもするしさ
断られたらへこむし
あーもっと有名にならなあかんなーって

でもその一方
「毎年使ってます!」って言ってくれはる取材先の方に出会ったり
だきしめたくなるよね
通報されそうだし、だきしめないけどさ

次の京都手帖も、わたしの好きなお店
みなさんにたくさん紹介できるといいな
そのお店のいいところ、ちゃんと書けるといいな

と考えながら日々、おいしいものを探して食べ歩いてます
(誰か痩せさせてまじで

2019年1月31日木曜日

あげぽよ

みなさまごきげんよう
北大路アオアザでございます

先日、『桃尻誤訳 枕草子』の橋本治さんが亡くなったとのこと
わたし、知らなくて。
先輩に教えてもらっていたんですけどね

「桃尻誤訳ってなに?」
「枕草子を若者言葉にしてはってん」
あーなるほどそういうやつね
検索検索…
「いま見るとそんなに若者じゃないですな」
「そりゃ30年くらい前の本やしなぁ。今やったらどんなやろ、、」
「…『春はあげぽよ~』じゃないですかやっぱ」
ぎゃはははは

春はあげぽよ~
木屋町でオールした帰り道、清水寺のほうみたら
あのへんの空がぼんやり明るくなりはじめててんな
そういう白なんやけどちょっと紫みたいな空の色、めっちゃヤバない?

夏あげみざわ
夜マジあげだわー、月出てたらめためたきれいやん
……

てな感じかなって。
これさ、本にしたいやん、企画会議だそかな
その前にひと通り書いてしまおかな、楽しいし。

と思ってあらためて『枕草子』を大垣書店で買って帰って
夜、ふと「春はあげぽよ」でググったら
え、めっためた出るやん
既出やん完全に
#春はあげぽよ やん

なーんだー
めっちゃわくわくしたのになー
しかもネットに出てんの、だいたい「ヤバい」で片づけてて、秀逸
「冬はマジ神」とか
なにそれわたしも使いたい


2019年1月29日火曜日

新聞に掲載していただきましたよ『京都手帖2019』

みなさまごきげんいかが
北大路アオアザでございます

冬ですな
こないだの週末、北区、吹雪だった
吹雪の日は「おお寒そ」と
他人事として窓の外を眺めるのが鉄則だと言うに
うっかり出かけてしまいどえらいめに

娘に「おかあさん、しもやけになったらどやって治すの」
と聞かれ
「お風呂の中でもみもみ」というぬるめの解答を隠し
「そんなもん、根元を凧糸でしばって針ぶっさすんじゃあ」
とおどかしてやったぜ、ふふん


さて表題の件
そうなの、『京都手帖』を新聞で紹介していただいたのよ
きゃあうれしい
ここ数年、新聞で取り上げられること少なかったから超うれしい

ご覧になった方もいるだろうか
まずは朝日新聞京都版(2018年12月23日付)


なーんとこんなにでっかく
アオアザの写真も載っとるよ
若い女性記者さんの取材もたのしくって
掲載日をこころまちにしていてさ、朝、コンビニに買いに行ったの
(ウチ朝日じゃないのよ)

ふむふむ
ふむふむよう書いてくれはってどうもありがとう


あれ
ええええええええええええええ

ってリアルに言った
新聞に顔うずめてリアルに叫んだよわたし



ちょ、見てこれ
(43)
1975年生まれ

いやいやいやいや
わたし79年生まれの39歳!

さあそこのあなた
たった4つの違いでぎゃあぎゃあと
年齢気にする自意識高めBBAか
と思ったかね思ったでしょ

この微妙な違い…
というか25歳の女子記者からしたら
39歳も43歳も変わらんということか

ていうかさあ!
43歳だったらだいぶ若くみえるんじゃないのコレ
(やっぱ自意識たかめ…


うそやーんうそやーん(でもおもろいやん)と思いながら
友達に写メをLINEして「ちょっとコレ…笑」というと
「そやねん。朝みて気づいたけどよう言わんかった」
なにそれ!
気にしてると思われてる!気遣われてる!!
やだこの微妙な年齢!つらめ

「ずっと同い年だと思ってたのに」
「まさかの先輩」
「さすが新聞。ばれてるやん」
など、画面の向こうで爆笑しているであろう友たちのコメントを読み、あたい満足

おもしろければすべてよし
わたし何歳だってかまわない
でもいちお、記者さんに伝えとくか…
と思い連絡したらば
「ひえええええええ!申し訳ございません!!」と平謝り

いや…だいじょうぶおもしろかったしだいじょうぶなんよ

「訂正記事だしましょうか!!」
え、そんなのホントに出してくれるの、この程度で?
「でも訂正記事で、何度も年齢強調してそれが嫌とおっしゃる方も…」
ああなるほど。それはぜんぜん嫌じゃないしおもしろいのでお願いします


で、出た訂正記事がこれ


訂正して、お詫びされました

さっそく友達に写メ送ったら
「あはははは。ダメだ腹痛い」
2018年の笑い納めになったようで、なにより


年明けて2019年
普段、やり取りをしていない友からの年賀状にも
「あの訂正記事笑ったわ」
と書かれており、ああ、新聞って偉大ね…と心があったかくなった正月


さてそれから
毎日新聞京都版(2019年1月15日付)にも掲載していただきました
年末に取材していただいて
こちらは竹笹堂の原田裕子さんと。
『京都手帖』の木版画デザインを担当していただいている、ゆうこさん。


ゆうこさんとは、公私ともに仲良くさせていただいておるのだよ
普段はゆうこって呼び捨てだよ

彼女と話をするのが本当に好き
芯をとらえたことばが出てくるゆうこを尊敬しているのです
わたしもあんな風になりたいな

取材していただいた京都支局長の今西さんもとても良い方で
人柄あふれるやさしい文章にほほがゆるむ


ああ、こうやって取材もしていただいたってことは
今回の『京都手帖2019』はみんなの心に届いたのかな
と、思ってます
なにせ、自信作でしたから


次の『京都手帖2020』もがんばるお♡
期待して待ってておくれ、民よ♡


2019年1月8日火曜日

新刊できました『俳句の風景』

あけましておめでとうございます
みなさま、ごきげんいかが
北大路アオアザでございます

いただいた年賀状のなかに
「アオアザ、ブログさぼりすぎじゃね?」
的なメッセージが

うむ、否めない
昨年の投稿数かぞえたら、え、月イチもないよね
今年はさ、やるよわたし
本気よ

さて、新刊できました
『俳句の風景』



このハイセンスな表紙よ
なにこれおしゃんてぃ
まるで絵画みたいな写真
そう、これ写真集なんです

俳句に詠まれた心象風景を
日本風景写真協会の会員が撮った写真集


こんなかんじで一句につき一写真
紅梅の 莟は固し 言はず
虚子の句です

ご覧の通り、英文付き
say nothing
かっこえええええええ

句の解説ではないけれど、虚子については和文英文ともに載ってます



さまざまの 事おもひ出す 櫻かな  芭蕉

桜をみると、なにを思い出しますか
わたしは、小学校低学年の頃のこと
小学校の校庭に散った花びらのなか、
首ごと落ちた桜を拾ってあつめてました
見上げる、より、完全に地面
くら
ねくらの象徴



手ばなせば 夕風やどる 早苗かな  芭蕉

また芭蕉えらんじゃった
早苗の田んぼが好きです
実った田んぼも好きです
黄金色になった田んぼのにおいをかぐのが大好き
あのにおいは、幼い自分が地元の田んぼの中を歩いてる記憶と直結しています
「なつかしい」の最たるもの



蓮の葉に うまくのつたる 蛙哉  子規

シエスタの苦手なカエル
お手手とか、かわいいのにねえ
いうても、さわれないけど



垣ごしに 澁柿垂るゝ 隣かな  子規

まあ立派な干柿
渋柿が 干したら甘い ふしぎだな
(下手の極み
ウチにも干してあるんですけどね
なんせカラスがすんごいの
超あつまってくんの
ココのお宅はだいじょうぶなのかな



銀杏踏んで しづかに児の 下山かな  蕪村

もみじの落葉もいいですが
一面の銀杏のじゅうたんもすてき
実を踏まぬよう気を遣うけど



絵の中に 居るや山家の 雪げしき  去来

季節はめぐってまた冬
水墨画のような景色ですね
寒い冬を耐えてまた、春がくるんだなぁ  あおを


お伝えしきれない写真の美しさ
これはね、ぜひ手に取ってみていただきたい

この本は 本屋で売ってる 全国の (下手の極み2回目

店頭に ないとき便利 amazonさん

ということで、amazonはコチラから
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『俳句の風景』