みなさまごきげんいかが
北大路アオアザでございます
冬ですな
こないだの週末、北区、吹雪だった
吹雪の日は「おお寒そ」と
他人事として窓の外を眺めるのが鉄則だと言うに
うっかり出かけてしまいどえらいめに
娘に「おかあさん、しもやけになったらどやって治すの」
と聞かれ
「お風呂の中でもみもみ」というぬるめの解答を隠し
「そんなもん、根元を凧糸でしばって針ぶっさすんじゃあ」
とおどかしてやったぜ、ふふん
さて表題の件
そうなの、『京都手帖』を新聞で紹介していただいたのよ
きゃあうれしい
ここ数年、新聞で取り上げられること少なかったから超うれしい
ご覧になった方もいるだろうか
まずは朝日新聞京都版(2018年12月23日付)
なーんとこんなにでっかく
アオアザの写真も載っとるよ
若い女性記者さんの取材もたのしくって
掲載日をこころまちにしていてさ、朝、コンビニに買いに行ったの
(ウチ朝日じゃないのよ)
ふむふむ
ふむふむよう書いてくれはってどうもありがとう
ん
あれ
ええええええええええええええ
ってリアルに言った
新聞に顔うずめてリアルに叫んだよわたし
ちょ、見てこれ
(43)
1975年生まれ
いやいやいやいや
わたし79年生まれの39歳!
さあそこのあなた
たった4つの違いでぎゃあぎゃあと
年齢気にする自意識高めBBAか
と思ったかね思ったでしょ
この微妙な違い…
というか25歳の女子記者からしたら
39歳も43歳も変わらんということか
ていうかさあ!
43歳だったらだいぶ若くみえるんじゃないのコレ
(やっぱ自意識たかめ…
うそやーんうそやーん(でもおもろいやん)と思いながら
友達に写メをLINEして「ちょっとコレ…笑」というと
「そやねん。朝みて気づいたけどよう言わんかった」
なにそれ!
気にしてると思われてる!気遣われてる!!
やだこの微妙な年齢!つらめ
「ずっと同い年だと思ってたのに」
「まさかの先輩」
「さすが新聞。ばれてるやん」
など、画面の向こうで爆笑しているであろう友たちのコメントを読み、あたい満足
おもしろければすべてよし
わたし何歳だってかまわない
でもいちお、記者さんに伝えとくか…
と思い連絡したらば
「ひえええええええ!申し訳ございません!!」と平謝り
いや…だいじょうぶおもしろかったしだいじょうぶなんよ
「訂正記事だしましょうか!!」
え、そんなのホントに出してくれるの、この程度で?
「でも訂正記事で、何度も年齢強調してそれが嫌とおっしゃる方も…」
ああなるほど。それはぜんぜん嫌じゃないしおもしろいのでお願いします
で、出た訂正記事がこれ
訂正して、お詫びされました
さっそく友達に写メ送ったら
「あはははは。ダメだ腹痛い」
2018年の笑い納めになったようで、なにより
年明けて2019年
普段、やり取りをしていない友からの年賀状にも
「あの訂正記事笑ったわ」
と書かれており、ああ、新聞って偉大ね…と心があったかくなった正月
さてそれから
毎日新聞京都版(2019年1月15日付)にも掲載していただきました
年末に取材していただいて
こちらは竹笹堂の原田裕子さんと。
『京都手帖』の木版画デザインを担当していただいている、ゆうこさん。
ゆうこさんとは、公私ともに仲良くさせていただいておるのだよ
普段はゆうこって呼び捨てだよ
彼女と話をするのが本当に好き
芯をとらえたことばが出てくるゆうこを尊敬しているのです
わたしもあんな風になりたいな
取材していただいた京都支局長の今西さんもとても良い方で
人柄あふれるやさしい文章にほほがゆるむ
ああ、こうやって取材もしていただいたってことは
今回の『京都手帖2019』はみんなの心に届いたのかな
と、思ってます
なにせ、自信作でしたから
次の『京都手帖2020』もがんばるお♡
期待して待ってておくれ、民よ♡
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