2015年2月27日金曜日

新刊できました。桜と富士!

みなさま、ごきげんよう
北大路アオアザでございます

先週末からたいそうあたたかい日もありましたね
あたたかいのは、うれしいです
年々、寒さがこたえます
しかし花粉がねぇ…きますよねぇ…
黄砂もねぇ…洗濯物が干せなくてねぇ…

わたくし、目のかゆみ、鼻むずむずはもちろんのこと
喉の奥、耳の奥、など手の届かないところがかゆくなります
あんまり共感されること、ないんですが。


さて、新刊のご案内です
またまた新刊ができましたよーっ



新シリーズの写真集が刊行になりました
日本の美しい風景をおさめた写真集です

サイズは170㎜×170㎜の小ぶり。
なおかつ、軽い紙を使っているので、持った感じも軽~い!
でもでも総168ページ、オールカラーとボリューム満点です
軽いので、お見舞いの品にも向いています
価格は1,800円+税

ひとつめのタイトルは
『一度は見たい 桜』です

全国の美しい桜景色を収録しています
タイトルの通り、一生のうち一度は見てみたい桜の数々
表紙カバーの桜がきれいでしょう
わたくしも一目で心を奪われました


左ページ、角館の桜です
国の重要伝統的建造物群保存地区でもあります
古い町並と桜、絵になります



こちらは静岡の下賀茂温泉、みなみの桜
川沿いに植えられた桜が日の光を浴びてきらきら光っています
実際に目の前で見ているような気持ちになる写真です


夜景で有名な生駒山
桜吹雪って美しいけど、なんだかさみしくて
少し怖い気持ちにもなりませんか



編集したO先輩がいちばん好きな写真がこちら
和歌山県田辺市、熊野古道にある桜
周りの山々、水面に映った桜、漂う空気が幻想的な一枚です


さて、お待たせしました
ふたつめのタイトルは『絶景!ふるさとの富士』です

ふるさとの富士とは、日本各地にある「○○富士」と呼ばれる山のこと
みなさんの地元にもありますか?
山っていいですよね
わたくしの地元にも山がいくつもあるのですが、
ここ京都より、山を近くに感じます
実際の距離も近いのでしょうが、散歩の途中、ドライブ中、必ず目に入る、山
季節によって表情がちがう
そんな山が地元に多くあることを、わたくしは最近気がつきました
そしてとてもぜいたくなことだなぁと思いました



北海道、羊蹄山(蝦夷富士)
美しい稜線ですね
朝ドラ「マッサン」で、まっさんがエリーを連れて初めて北海道に行く道中、
羊蹄山の近くを通るシーンがあり、見惚れるような美しい景色でした
いつか見てみたいなあ



福島県、磐梯山(会津富士)
雪を被った山に憧れます
この電車に乗って、車窓から見える会津富士はさぞ絶景なんでしょうね
東北、行ってみたいです



見開きでどーんと、兵庫県の角山(有馬富士)
信じられないくらい、見事な紅葉ですよね
こんな光景を目の当たりにしたら、思わず手を合わせちゃうかもしれません



そして我がふるさと、大分県の由布岳(豊後富士)
このあたりは、やまなみハイウェイというとても走りやすい道があり
ドライブするととっても気持ちがいいんです
写真はススキとコスモスですが、
わたくしは5月のさわやかな新緑の季節の由布岳が大好きです


海外の風景写真を眺めるのも好きですが
日本の風景写真を見ると、旅に出たい気持ちが抑えきれません
まだまだ見たい景色がたくさん
老後の楽しみといわず、積極的に出かけたいものです

まずは、写真集で予習ということで。

アマゾンではこちら
↓↓↓
『一度は見たい 桜』

『絶景!ふるさとの富士』

2015年2月17日火曜日

旅へ

こんばんは
北大路アオアザでございます
本日は、編集業務とはまったく関係のない
わたくしの休日をお送りいたします
会社のブログではありますが、そんなことは気にすまい

寒い京都を脱出し、わたくし、旅へ行ってまいりました
行先は、和歌山・白浜です
南国です
一泊二日ですが、
北山しぐれとおさらばです!あでゅー雪国!!

と意気込んで行ったはいいのですが…

着いてみたら和歌山も、雪、舞ってました…
そのうえ、すごい風…
南国ちゃうやん…
宮崎とか鹿児島とかの道に生えてる木、植わってるくせに!
だまされたっ

とはいえ、旅館の方曰く、こんなに風が強いのも珍しいそうで。
ええ、ええ、わたくしはそういう女です
好天にはめっぽう縁がない

さてさて、そんな白浜での目的はといえば
もちろん、パンダ!
初めてのパンダ!
初めてのパンダがなんと赤ちゃん!
少し前に赤ちゃんが公開されたようで


か~わいい~~
見ていて自然と「ふえ~~♡」と声が出るほどかわいい
双子の赤ちゃんでして
もういっぽうの赤ちゃんは、隣の部屋でお母さんにだっこされてました
その様子がまた、キュンでありました

寒風吹きすさぶなか、他の動物をみたり
ひとりでジェットコースター乗ったり
イルカのショーをみたり
やっぱりひとりでジェットコースター乗ったり
(ギャラリーすらいない)


イルカのショーは迫力満点
10頭超えのイルカのジャンプは初めて見ました

寒すぎるので、サファリバスに二度乗りました
バスの中はあったかいのです




いろんな動物を間近で見ることができて、大満足

さて、しめくくりは


ゾウ!
ゾウの背中に乗せてもらいました!
のっしのっしゾウが歩くたび
わたしたちもその「のっしのっし」と一緒に揺られ
ゾウと一体になれたようで、とても感動しました


ちょっと今回、長いですね
いいですか、まだ話したいんですけどいいですか

わたくし、湯の国に生まれた女
温泉をこよなく愛しております
白浜温泉は初体験でしたが、肌に合い、
むさぼるように何度も入浴いたしました
肌がしっとりするどころか、逆に水分持ってかれました
過度な入浴はいけませんね、はい

翌日帰り道では、花山温泉というところへ立ち寄り湯
この温泉がもう、すばらしかった!
どうすばらしかったかって、それは説明できないんですがね
赤褐色の炭酸温泉
お湯につかっているときに
浴槽のふちや、床に、温泉の成分が凝固した、ミニ鍾乳洞みたいなものを見ると
わたくしは心の中で「ふぉぉぉぉ」と叫び、それをそっとなでます
心の昂ぶりを抑えられません
和歌山は少し遠いですが、また行ってみたいものです




千畳敷、三段壁
海はやっぱりいいですね

おみやげ屋さんで、海の幸、みかん、たくさん買って帰りました

きんかんは甘露煮に
甘くておいしくて、しあわせです


次はどこへ行こうかな
今年はいっぱい旅へ出たいのです

2015年2月11日水曜日

新刊できました。『重森三玲の庭園』

みなさま、ごきげんよう
北大路アオアザでございます

寒い寒いといいながら確実に春が近づいているようで。
朝も、晩も、日が長くなりましたねぇ
百貨店では春物が…季節の変わり目は散財の予感。
雪がとけたら行きたいところがいっぱいです
まずは、いちご狩りかしら
元を取るには3パック分くらい食べねばなりませんな
精進します


さて、新刊ができましたよーっ

『重森三玲の庭園』です。

昭和を代表する庭園家・重森三玲の庭を約30掲載しています。
どどーんと迫力のある大型サイズの写真集。
豪華です。



サイズはA4変型。
といってもピンときませんよね。
300mm×226mmの上製本です。


京都のみならず、全国の重森三玲の庭園を掲載。


こちらは東福寺の北庭 市松の庭です。
言わずと知れた有名なお庭。
一面の杉苔の上に配された敷石が美しい。



こちらは大阪の岸和田城。
岸和田城庭園(八陣の庭)です。
重森三玲は、かつて焼失した天守閣の再建を考慮し、
閣上から鑑賞されることを意図して作ったとされる庭。
モダンな枯山水庭園です。



山口県の漢陽寺。
曲水の庭は、手前が清流を引き込む平安式の遣水庭園で
奥は鎌倉・室町式の枯山水。
ふたつの時代の異なる庭園手法を一体化させています。
加えて、山門や、遠くの山並みを借景として庭園を成立させています。
すばらしいお庭ですね。
わたしも一度、見てみたいです。



そして、忘れてはならない、重森三玲庭園美術館。
京都の吉田神社の近くにあります。
ダイナミックかつ繊細な石組みが、見る者の心を捉えます。


定価は3,800円+税
全国の書店にてお求めいただけます。
amazonはこちら


ちなみに
新聞広告もつくりました。
もう掲載はされたのですが、見本紙が届いていないので、画面にて。
こんなかんじです。


2015年2月3日火曜日

ならわし

みなさま、こんばんは
北大路アオアザでございます

寒い日が続いていますね
今日もとっても寒かったです
「さむーい」と肩をすくめて歩くと
よけい寒い気がするので
しゃんと背と首をのばして
「寒くないさむくなーい」と言いながら歩いてみました
寒かったです
やっぱりね。そりゃそうだ。

本日は節分
季節を分ける、節目の日
京都の社寺では節分の行事が多く行われています
吉田神社を筆頭に、壬生寺、蘆山寺、八坂神社、上賀茂神社…
みなさんはどこへ行かれましたか

わたしは、石清水八幡宮の節分行事に行きたい行きたいと思いつつ
今年もかないませんでした
寒さに負けました。わたしの弱い心め。
石清水八幡宮の節分行事「鬼やらい神事」は
毎年、節分前の日曜日に行われています
行ったことはないのに、わたしがこの行事を好きな理由。
それは、ホームページの写真です
石清水八幡宮のホームページには、
神事を執り行う宮司さんや巫女さんが、笑顔で鬼に豆をまいている写真があります
この写真が、なんとも心和むのです
『京都手帖』の編集中、いろいろな社寺のホームページを拝見するのですが
清水八幡宮のページをのぞくたび、「ああ、いい」と穏やかな気持ちになります
いつか、この目でみてみたいものです。来年こそは。

節分といえば、豆まき、いわし、恵方巻き
恵方巻き、恵方巻き…
全国的にも定番になりつつありますね、恵方巻き。
「今年の恵方は西南西!」
「黙って一気にまるかぶり!」

どうにも踊らされている気がして。
巻き寿司くらい、食べたいときに自分のペースで食べさせてよ。
って思っちゃう。

バレンタインチョコ然り
クリスマスケーキ然り

帰りに近所のスーパーへ行くと
巻き寿司売り場に人だかり。
ずらりと並んだ巻き寿司の、自信満々な値段ったら(笑)

なんだかな~と思いながら、食べますけどね、結局。
踊らされるんですけどね、結局。

しかし、ささやかな抵抗として
せっかくの一本の寿司を、切ってやりました。
おいしく、いただきました。


帰ってから、豆を買い忘れたことに気づいたわたくし。
先日、生協で注文したおつまみの「じゃり豆」を代替品といたしました


原材料をみると、
【ひまわり、かぼちゃ、アーモンド】


わたくし、今年、本厄なのですが
こんな節分で大丈夫なんでしょうか