北大路アオアザでございます
なんだろう、さっきまで正月だと思ってたのに
え
2月になるだと…?
聞いてない、聞いてないよ
とにかくあの菌が猛威をふるっておりますな
いつかかるのか戦々恐々
「そんなもん、よく食べてよく寝てりゃかからないんだよ」
と生まれてこのかた一度も罹患したことのない友が言う
そうか、おぬし、何時に寝ておるのだ
子と一緒に22時には寝る
ほう、それで朝早く起きて家事をするのか
……いや、6時半に起きる
大人が8時間半睡眠
うっかりすれば9時間だと
とりあえず残り少ない冬
できるだけ見習うことにする
また過ぎた話を蒸し返そうかと
正月の話でもしようかしらん
年末年始オールタイムジッカだったので
時間がある
どこか行きたい
昼寝に飽きた
どこか連れてけ
ということで
子が3人いる友に
年末年始の嫁業務をサボらせて、いざ
どこ行きたい?
行ったことない観光地行きたい
ほう、たとえば
日田がいいな、豆田町。小鹿田焼が買いたい
わたくしの実家があるのは大分市
日田までまあ車で1時間くらいかしら
高速乗らなくてもいけるくらいちゃうの
なんとなくそう思っていたのです
友の運転する車に乗り込み1時間強…
あれ…
高速に乗っているのにまったく着く気配がない
あの、まだ…ですか?
だって日田ってほぼ福岡ですよ
え
高速乗っても2時間かかりますよ
え
日田って言ったとき「コイツ」って思ったよ
え
まじごめん
しらなんだ、そんな遠かったの
九州の広さ、なめたらあかんかったよね
だってね、行ってみたかったのよ
これに載ってるもんだからさ →『日本の原風景 町並』
朝に出ても着いたら昼すぎ
この町並みをひとめ、見たかったのです
しかし、『日本の原風景 町並』の森田先生の写真のようには全然撮れない
あたりまえだけど
そんなベストショット撮れないんだもの
やっぱすごいと再確認
お昼は日田焼きそばをいただく
初めての日田焼きそば
ああなんておいしいの!
鉄板で麺をばりばりに焼いた焼きそばなんです
食べるとバリボリ音がする
もう一度食べたい
小さな町ですが、おみやげをみたり
おせんべい買い食いしたり(京都が本店だった)
甘酒飲んだり
カフェでカレーパン食べたり
かわいい小鹿田焼も買って
でもまだ最後にわがまま言ってもいい
わたし、小鹿田焼の里って所に行きたい
窯元が集まっているところ
さらに車で30分
なんでも江戸時代中期に開かれた窯元なんだそう
いまでも10軒ほどの窯元がありました
空気がとっても澄んでいて、うそみたいに静か
水の音がベースに流れていて
「ぎぃぃ ばたん」てリズムよく聞こえる
でかいししおどしシステム
川の水が一定量たまると、向こう側にある陶土がつかれる
赤くてきれいな土でした
年末年始でお休みの販売所もあったけれど
ここに来られただけでしあわせ
もちろん、町よりも安い値段の小鹿田焼も購入
残りの日はひたすら犬と昼寝
現実が戻ってきて
家の近所を歩いているとこんなものが
思わず声出してきれいな二度見したわ
だれじゃこんなお面捨てたのは
だれぞ忘年会でロバート秋山のモノマネしたな
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