みなさま、ごきげんよう
北大路アオアザでございます
ご無沙汰すぎて合わせる顔がない
筆の乗らなさ加減が尋常じゃない
盆にたくわえた脂肪がハンパない
そんなわたくしですが元気に過ごしています
祝日の影響もあり
例年より早めに進行した『京都手帖』
盆休み前に無事に校了いたしました
例年感じるあの、焦り
何かを見逃していないか
何かをし忘れていないか
校正とは解答のない果てなき間違いさがし
毎年ヘロヘロになりながら何度も見る
いやヘロヘロにならねばならないのだ
そうヘロヘロでなければ校了するときに自信が持てないから
このヘロヘロが続くとカタカナではなく記号に見えてくるよね
まあそんなこんなであとは出来上がりを待つばかり
もう印刷は終わり、じき製本に入る頃かしらん
さてお待ちかねの『京都手帖2018』
表紙をご紹介したいと思います
向かっていちばん右(わたくしの左手)が、全国で流通する柄
カレンダーでは10月の図案「芋唐草」でございます
そしてこの「芋唐草」、表紙だけのスペシャルヴァージョン
色が、違うんです
なかで使っているのは紫色の地に紫色の唐草模様
唐草って見ていると引き込まれる感じしませんか
近づけば虜になる、そんな魅力あふれる図案
自信を持って全国に旅立っていただきたい
そして真ん中といちばん左(わたくしの右手)が
京都府下で販売する【京都限定版】です
真ん中が9月の図案「月草」です
まるで浴衣の柄のような
ベーシックなジャパニーズスタイルが心地いい
左は1月の図案「田鶴の踊り子」です
そう、あの名作タイトルとシンパシー感じますね
遊び心たっぷり、鶴が舞っております
この右手のふたつがリバーシブルとなっております
リバーシブルゆえ、このふたつで迷っても
気分で変えられるのでだいじょうぶ
あ、全国版(芋唐草)の表紙もリバーシブルですよ
男性でもお使いいただきやすいよう
黒にうっすら模様が入っているシンプルなものです
帯がかかるとこんな感じ
竹笹堂の原田裕子さんが
今年も渾身の木版画を提供してくださいました
今年の表紙を決めるの、本当に迷いました
迷いすぎて迷いすぎて
寝ても覚めても何をしてても考えるのはそればかり
一度決めてはくつがえし、やっぱり戻ってみたり
それほど絞るのが難しかった
月間カレンダーの図案、楽しみにしていてください
「なぜこれを表紙にしなかったのー!」的なものが
たくさんたくさんつまっています
発売は京都市内の書店さんだと9月末頃です
amazonさんなどは10月入ってからくらい
(amazon予約はこちら→『京都手帖2018』)
発売される頃はもう、肌寒かったりするのかな
発売されたらわたし、ヴァカンスに行こうかな
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