2019年1月8日火曜日

新刊できました『俳句の風景』

あけましておめでとうございます
みなさま、ごきげんいかが
北大路アオアザでございます

いただいた年賀状のなかに
「アオアザ、ブログさぼりすぎじゃね?」
的なメッセージが

うむ、否めない
昨年の投稿数かぞえたら、え、月イチもないよね
今年はさ、やるよわたし
本気よ

さて、新刊できました
『俳句の風景』



このハイセンスな表紙よ
なにこれおしゃんてぃ
まるで絵画みたいな写真
そう、これ写真集なんです

俳句に詠まれた心象風景を
日本風景写真協会の会員が撮った写真集


こんなかんじで一句につき一写真
紅梅の 莟は固し 言はず
虚子の句です

ご覧の通り、英文付き
say nothing
かっこえええええええ

句の解説ではないけれど、虚子については和文英文ともに載ってます



さまざまの 事おもひ出す 櫻かな  芭蕉

桜をみると、なにを思い出しますか
わたしは、小学校低学年の頃のこと
小学校の校庭に散った花びらのなか、
首ごと落ちた桜を拾ってあつめてました
見上げる、より、完全に地面
くら
ねくらの象徴



手ばなせば 夕風やどる 早苗かな  芭蕉

また芭蕉えらんじゃった
早苗の田んぼが好きです
実った田んぼも好きです
黄金色になった田んぼのにおいをかぐのが大好き
あのにおいは、幼い自分が地元の田んぼの中を歩いてる記憶と直結しています
「なつかしい」の最たるもの



蓮の葉に うまくのつたる 蛙哉  子規

シエスタの苦手なカエル
お手手とか、かわいいのにねえ
いうても、さわれないけど



垣ごしに 澁柿垂るゝ 隣かな  子規

まあ立派な干柿
渋柿が 干したら甘い ふしぎだな
(下手の極み
ウチにも干してあるんですけどね
なんせカラスがすんごいの
超あつまってくんの
ココのお宅はだいじょうぶなのかな



銀杏踏んで しづかに児の 下山かな  蕪村

もみじの落葉もいいですが
一面の銀杏のじゅうたんもすてき
実を踏まぬよう気を遣うけど



絵の中に 居るや山家の 雪げしき  去来

季節はめぐってまた冬
水墨画のような景色ですね
寒い冬を耐えてまた、春がくるんだなぁ  あおを


お伝えしきれない写真の美しさ
これはね、ぜひ手に取ってみていただきたい

この本は 本屋で売ってる 全国の (下手の極み2回目

店頭に ないとき便利 amazonさん

ということで、amazonはコチラから
↓↓↓
『俳句の風景』

0 件のコメント:

コメントを投稿