2016年9月14日水曜日

最近のとりとめのないこと

みなさまごきげんいかが
北大路アオアザでございます

まもなく『京都手帖2017』の見本があがってきます
あードキドキ
何事もありませんように

そしてあの子
『京都手帖+』の白
カバーの色見本しか見ていないので
実際文字が押されてどんな塩梅になっているのか
確認するの、楽しみでしゃあない

内容で、もしも間違いを見つけたら
わたくしまでそっとお知らせください
その際、小鳥のさえずりのようなやさしい教え方でお願いします
ほれ、わたし、ガラスだからさ、ハートが
「うすはり」のグラスぐらいうっすいガラスだからさ


『京都手帖2017』発売前にリピーターの方にお送りするご案内
中にご注文はがきが入っているんですがね
毎年ありがたいことにたっくさんのご注文をいただきます

『京都手帖』はもちろんのこと
一緒にご案内しているカレンダーや
ご朱印帖、がまぐちポーチもご注文いただき
本当にありがとうございます!

機械でばーっと集計したり
機械でばーっと出荷作業したり
そんなハイテクノロジーなことは一切なく
すべて手作業で仕分け中
エクセルに入力中
伝票を発行中

来週からご注文をいただいた順に発送いたしますので
ご注文をいただいた方はもうしばらくお待ちくださいませ


今年はO先輩の「月イチ映画を観る会」に参加しています
が、ひとりでもぼちぼち観に行ってます

最近だと「葛城事件」、「シン・ゴジラ」
そして先日「君の名は」

どれもジャンルが違いますが、ぜんぶおもしろかったです
あ、「君の名は」は娘と観にいったんでした
アニメだしと思ったんですが7歳児の彼女、
内容はイマイチわからなかったご様子
そりゃあそうだ
周り、子どもなんてひとりもいなかった
土日の映画館なのに満席なのに子どもはひとりもいなかった
中盤、ポップコーンをひっくり返す娘
あわてる母
拾ってでも食べたい娘
なんぼなんでもそれはあかんという母
ほなもう一回買ってという娘
そんな贅沢できるかとキレる母
ちなみに真相がわかるいちばんいいシーンでの出来事でした
あかん、もう一回落ち着いて観たい

O先輩の会では「後妻業の女」を
あれは傑作でした
映画館で声あげて笑うなんてホント最高
大竹しのぶもトヨエツも尾野真千子もみんな最高
観終わった後、マクドで「あのシーンさ…」と話す幸せ感
ひとりで観に行くのもいいけど
誰かと観るのはまた格別ですな


昨日はO先輩とふたりで焼き鳥を食べに
どんだけO先輩と一緒にいるねん
毎日隣の席にいるのに
話すことが尽きないぜんぜん尽きない

昨日突然先輩が言い出したこと
「ねえ、自分の能力に関係なくなれるとしたら何の職業がいい?」
ほう、なかなか夢のある質問ですな
「そう聞くからには、先輩には確固たるなりたいものがあるんですな?」
「わたしはね、医者がいい」
「なぜに医者を」
「絶対的に人の役に立つから」
「わたし、人の役に立つ仕事かなんてどうでもいい」
「じゃああなたは何になりたいの」
「そうだな、わたしは女優がいいですね。何通りもの人生を味わえるから」

そもそもこの話になったきっかけは
子どもの頃、何になりたかったかという話から波及したもので

【午前中は医者で、午後はピアノの先生、夜は童話作家】
小学生の先輩は、文集にそう書いたそうです
なんと疲れる将来の夢なんだ
ひとつに絞りなはれ

という前置きがあってのさっきの会話

わたしが「女優になりたい」といったあと先輩
「それ、いいな。じゃあわたし、午前中医者で、午後女優」
「女優わたしのやし、取るんじゃないよ」
「だっていいなって思ってんもん。わたしもやりたい」
「そもそも先輩、小学生の頃と変わってないやん。欲張りめ」

わたしの撮影班は午後からしか動けへんしそれに合わせて
朝日のシーンが欲しかったらどうするの
夕日をなんとか朝日に見せればいいのよそんなもん
こちとら女優一本で命かけてんだよ、そんな腰掛でやってもらっちゃあ困るよ
うるさい、医者もやってるから演技の幅も出るってもんよ
あ、今度のフランス学会の途中であの映画の海外撮影入れられるかも


とかなんとか言いながら、涙を流して笑って食べてああ幸せ
気づけば閉店までおりました
ふたりなのに10人分くらい騒がしくてスミマセン
方々でご迷惑をおかけしております
正す気、ないけど
ごめん好きに生きさせて

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