第5回目の本日は、京都手帖+のこと、
これからの京都手帖のことをおはなしします。
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もっと「書き込みたい」手帳を
大:プラスをつくった経緯の話をしようか。
い:竹笹堂さんの木版画が表紙の『京都手帖』は
かわいらしい印象のイメージでしょ。
表紙はリバーシブルでシンプルにはできるけど
中身は同じですしね。
でもそうじゃない需要もあるんじゃないのかなって。
大:シンプルで、男性でも持ちやすいもの、だね。
い:ビジネスにも使えてね。
大:手帳って予定だけじゃなくて、
仕事だったら打ち合わせした内容とかも書くもんね。
い:日記や家計簿の代わりにしてる人も多いですよね。
大:そういう「書き込みたい需要」にぴったりくる
京都手帖がつくりたかったんだよね。
い:手帳の種類もたくさんあって、
プラスをどのタイプにするかも悩みました。
大:バーチカルとか、レフト式とか、ブロック式とか…
い:いろいろ試作して、レフト式に落ち着きましたね。
大:プラスは2014年からはじまったけど
これまでに大きな変化はある?
い:フォーマットはあまり変えないようにしてますけど
2018年で中の文字を少し大きくしました。
編集部員の加齢により、文字が小さいと校正できない
という現実問題もあり…(笑)
大:始めた頃は見えてたのにね…(笑)
い:それと、表紙の色は模索してますね、今も。
大:2014年は真っ赤だったもんね。
い:赤、目立つし、スタイリッシュでかわいいですよね。
でも男性が持ちにくいという側面も…。
大:そこで2015年で黒にしたんだよね。
い:2015、2016と黒が続いて、でも飽きてきた。
大:「黒ばっかりでつまらない」っていう
女性の意見もけっこうあったよね。
い:そうなんですよね。
そこで、2017年は定番の黒に加えて、
DM限定で白をつくったんです。
大:毎年、愛読者カードを返信してくれた方には
発売前に案内(DM)を送ってるんだよね。
そこでの限定だから、もちろん書店には並ばない。
い:白だし汚れが気になるところではあったんですが
試作品が予想以上にかわいかった!
女性には絶対うけると思ったんです。
大:「限定」ってコトバの力もあるとは思うけど
「選べる」ってのが女性にはよかったんだと思うな。
大:2018年は、定番の黒、DM限定の白に加えて
白に枝垂桜の柄が入ったものも発売したね。
い:これもかわいくてねぇ…(うっとり)
大:枝垂桜は書店でも販売してるよね。
好評だといいんだけどなぁ。
そしてまた、新しい『京都手帖』
大:プラスはプラスで、ニーズがあるね、毎年好評で。
い:いろんなパターンの『京都手帖』があってもいいんだ
と思えたのは、わたしたちにとっても大きかったですね。
大:それから数年経って、今また新しい『京都手帖』が
うまれようとしてるね。
い:ついに、ちいさくなった『京都手帖』ですね。
大:その名も『京都手帖 petit(プチ)』。
そして四月はじまりだね。
い:これまでの京都手帖とはまた、違う雰囲気ですよね。
大:イガコがつくってないしね(笑)
い:そう、シエスタがつくってる。
やっぱり自分がつくると、自分の世代を意識するよね。
プチも若い女性向けって感じがするね。
大:かわいらしい雰囲気だよね。
大:こんなにじっくり『京都手帖』について語ること
今までなかったね~。
い:ほんとですね。改めていろいろ考えちゃいました。
これからやりたいことも少しクリアになったような。
大:年明けからまた編集始めるんでしょ。
い:ほんとはもう始めてなきゃいけないんだけど(笑)
とにかくこれからもがんばります。
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長々と全5回でお送りいたしました
『京都手帖』制作現場からのおはなし。
いかがでしたでしょうか。
機会がありましたらまた、座談会スタイル、やってみます。
お読みいただきありがとうございました!
もっと「書き込みたい」手帳を
大:プラスをつくった経緯の話をしようか。
い:竹笹堂さんの木版画が表紙の『京都手帖』は
かわいらしい印象のイメージでしょ。
表紙はリバーシブルでシンプルにはできるけど
中身は同じですしね。
でもそうじゃない需要もあるんじゃないのかなって。
大:シンプルで、男性でも持ちやすいもの、だね。
い:ビジネスにも使えてね。
大:手帳って予定だけじゃなくて、
仕事だったら打ち合わせした内容とかも書くもんね。
い:日記や家計簿の代わりにしてる人も多いですよね。
大:そういう「書き込みたい需要」にぴったりくる
京都手帖がつくりたかったんだよね。
い:手帳の種類もたくさんあって、
プラスをどのタイプにするかも悩みました。
大:バーチカルとか、レフト式とか、ブロック式とか…
い:いろいろ試作して、レフト式に落ち着きましたね。
京都手帖+(プラス)は、見開きで1週間 |
大:プラスは2014年からはじまったけど
これまでに大きな変化はある?
い:フォーマットはあまり変えないようにしてますけど
2018年で中の文字を少し大きくしました。
編集部員の加齢により、文字が小さいと校正できない
という現実問題もあり…(笑)
大:始めた頃は見えてたのにね…(笑)
い:それと、表紙の色は模索してますね、今も。
大:2014年は真っ赤だったもんね。
い:赤、目立つし、スタイリッシュでかわいいですよね。
でも男性が持ちにくいという側面も…。
大:そこで2015年で黒にしたんだよね。
い:2015、2016と黒が続いて、でも飽きてきた。
大:「黒ばっかりでつまらない」っていう
女性の意見もけっこうあったよね。
い:そうなんですよね。
そこで、2017年は定番の黒に加えて、
DM限定で白をつくったんです。
限定で白、つくりました |
大:毎年、愛読者カードを返信してくれた方には
発売前に案内(DM)を送ってるんだよね。
そこでの限定だから、もちろん書店には並ばない。
い:白だし汚れが気になるところではあったんですが
試作品が予想以上にかわいかった!
女性には絶対うけると思ったんです。
大:「限定」ってコトバの力もあるとは思うけど
「選べる」ってのが女性にはよかったんだと思うな。
大:2018年は、定番の黒、DM限定の白に加えて
白に枝垂桜の柄が入ったものも発売したね。
い:これもかわいくてねぇ…(うっとり)
大:枝垂桜は書店でも販売してるよね。
好評だといいんだけどなぁ。
白地にピンクがかわいい、2018年の京都手帖+ |
そしてまた、新しい『京都手帖』
大:プラスはプラスで、ニーズがあるね、毎年好評で。
い:いろんなパターンの『京都手帖』があってもいいんだ
と思えたのは、わたしたちにとっても大きかったですね。
大:それから数年経って、今また新しい『京都手帖』が
うまれようとしてるね。
い:ついに、ちいさくなった『京都手帖』ですね。
大:その名も『京都手帖 petit(プチ)』。
そして四月はじまりだね。
い:これまでの京都手帖とはまた、違う雰囲気ですよね。
大:イガコがつくってないしね(笑)
い:そう、シエスタがつくってる。
やっぱり自分がつくると、自分の世代を意識するよね。
プチも若い女性向けって感じがするね。
大:かわいらしい雰囲気だよね。
シエスタと京都手帖プチ |
大:こんなにじっくり『京都手帖』について語ること
今までなかったね~。
い:ほんとですね。改めていろいろ考えちゃいました。
これからやりたいことも少しクリアになったような。
大:年明けからまた編集始めるんでしょ。
い:ほんとはもう始めてなきゃいけないんだけど(笑)
とにかくこれからもがんばります。
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長々と全5回でお送りいたしました
『京都手帖』制作現場からのおはなし。
いかがでしたでしょうか。
機会がありましたらまた、座談会スタイル、やってみます。
お読みいただきありがとうございました!
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