みなさま、ごきげんいかがですか
北大路アオアザでございます
ああ、寒い
寒の戻りですね
カンノモドリ
みなさん、聴いてください、新曲で「KAN NO MODORI」
どこぞのアイドルが出しませんかね
しょっぱなからちょっとおいたが過ぎましたか、そうですか
うすうすお気づきかもしれませんが、このブログ
「新刊の案内」
「どうでもいい話」
この二点の繰り返しでございます
そう、今回は「どうでもいい話」の方
残念でした、無駄に長い方ですね
今回も長いかはさておき、最近あった衝撃的な話を。
弊社の社員はぜんぶで7名です
営業部3名、編集部3名、残りのひとりが今回の話の主人公
性別は女性
経理と営業補佐(社長秘書?)を担当しています
彼女の名は「みずちゃん」
本名とは全く縁のないニックネームですが、我々はそう呼んでいます
みずちゃんは、30歳と弊社でいちばんの若手なのですが
なんだかちょっと変わっているのです
どう変わっているかをここでひとことで申し上げるのは難しいのですが
彼女の人となりを挙げますと
・とにかくよくしゃべる
・しゃべることがストレス発散と言い切る
・だが仲間との会話はかみ合わない
・つまり人の話を聞いていない
・ゆえに、勘違いが多い
のであります
読者のみなさま
ここまでズバズバ言うわたくしを、ひどい女とお思いでしょう
ですが、これは事実なのです
そしてみずちゃんは、こうやっていじられることが大好きなのです
たまに褒めたりすると
「なにか裏があるんですか、先輩」と疑ってかかります
先日、わたしが会社を休んでいるときにとんでもないことがあった、と
O先輩に聞きました
その日、ある著者の方とG編集長が弊社にて打ち合わせをしていました
ふつう、打ち合わせの際にはお茶をお出しするのですが
その日は打ち合わせが長引いたのでしょうか、二度目のお茶を出すことになったそうで。
二度目だしお茶じゃなくてコーヒーをオーダーされたみずちゃん。
弊社にはネスカフェのマシンが置いてあるのです
みずちゃんはふだんコーヒーを飲みませんが、
マシンの使い方はわかっています
コーヒーをふたつ、入れたはいいが
コーヒーってなんかお皿に乗ってるよね?と思ったみずちゃんは
食器棚の中からコーヒーカップと同じ柄のソーサーを探そうとしました
棚の手前にあったのは同じ柄だけどソーサーではなく、菓子皿です
みずちゃんは迷わず、菓子皿の上にコーヒーをセットしました
さて、次の付属品は…
砂糖と、なんか小さいカップに入っている液体のもの、だよね。
戸棚からスティックシュガーを取り出しました。
近くにあった、粉末コーヒーミルクの瓶。
あ、これもコーヒーにつきもののやつだわ。忘れずに出さなきゃ。
いやいや、あの小さいカップのやつってどこだっけ。
ああ、冷蔵庫かしら。
みずちゃんは、最終的に
・あたたかいコーヒー
・菓子皿
・スティックシュガー
・粉末のコーヒーミルク
・ガムシロップ
をお盆にのせて、会議室にあらわれたそうな。
ねえ、聞いて。もう一度よく、聞いて。
コーヒーと
本来お菓子が乗るはずの、くぼみのないお皿と
粉末のコーヒーミルクと
スティックシュガーとガムシロの二本立て。
砂糖ふたつておかしいし。
そもそもガムシロってアイスのコーヒー紅茶に入れるもんやし。
それを見た編集長は、冷静に
「いや、これはいらんし」
と静かにガムシロップを否定したそうです
打ち合わせをしていた著者の方は、
京都のしきたりや作法を教えておられる有名な方。
よりにもよって…
結局、コーヒーはブラックで飲まれたそうで。
みずちゃんの言い訳としては
・コーヒーカップと同じ柄の菓子皿があるとは思わなかった(入社して約3年)
・小さなカップのものが「ガムシロ」と「ミルク」とふたつあるとは思いもよらなかった(この世に生を受けて30年)
・コーヒーは飲まないから、基本よくわからない
だそうな。
編集長 「菓子皿にコーヒー乗ってたらめっちゃ置きにくいねん!コーヒーが倒れそうになったわ」
みずちゃん 「ソーサーのくぼみを考えた人って偉いんですね!」
こういう【いや、そこちゃうやん!】的なことが多いみずちゃん。
イラッとするけど、にくめない。
編集長 「ソーサーにコーヒーカップ乗せんで何乗せんねん!プリンかっ」
ソーサーのくぼみにプリンが乗っているところを想像してみてください
……あれ?案外、いいんじゃない?
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