2015年5月7日木曜日

ショートトリップ・NAGAOKAKYO 後篇

こんにちは
北大路アオアザでございます

さて、前回のつづき

わたくしの初・長岡京の旅、後篇です
というか、こっちがメインです

朝活・長岡天満宮を後にし、
向かった先は「柳谷観音 楊谷寺」でございます



4月中旬、お寺の方から
「新緑がきれいですよ」とご案内のファックスをいただき
喜び勇み、編集長と行ってまいりました

ご案内いただいた日下さんは副ご住職の奥さま。
とっても気さくな方で、終始笑顔で寺内をご案内いただきました



本当にいいお天気。
車から降りた瞬間、うーんと伸びをして深呼吸。
爽やかな風が森の木々を揺らします。

柳谷観音の開創は806年。
古来、眼病平癒のご利益があるとして、人々に厚く信仰されています。

参道あたりには、多くの桜が植えられていました。
まだ若い桜も多く、桜の木にメッセージが書かれた札がかかっています。
近隣の住人の方が少しずつ植樹されたそうです。


案内されるがまま、奥へ奥へと進む我々。
正直、こんなに広いと思っておりませんでした。
真夏ならきっと、汗だくです。

階段を上り、二階へ。
ここから見る名称庭園の青もみじの美しいこと!

そしてさらに三階へ。
こちらは、お寺の方でもほとんど出入りしたことがなかったそうで
昨年の秋、たまたま入り、戸を開けたらびっくり!
二階の目線よりさらに上から眺めたらそりゃあきれいだわな。
とご納得されたそうです。





三階からの眺め。
たしかに、美しい!
ここでぼーーーーっと一日中外を眺めていたい
「雨の日もまた、いいでしょうね」
と編集長が言うと
「そう!そうなんですよ!!」
と、よくぞ気づいてくれました!とばかりの奥さん。
雨の音を聞きながら、のんびり読書と昼寝。
ぜいたくですね。いいな。




水琴窟好きとしては素通りできませぬ。
こちらは「心琴窟」と呼ばれています
眼病平癒の祈願をするお寺ならでは
目の不自由な方をはじめ、参拝者に「心の眼」で音を楽しんでもらうため
その名がつけられたそうです。


椿です
とっても背が高い!
見えづらいですが、同じ木に白とピンクの花を咲かせています
たまに白とピンクまだらの花もあるそうで
珍しいですね

そして、柳谷観音で欠かせないのはあじさい!
寺内にはとってもたくさんの種類のあじさいがいたるところに植えられています。


満開になったらまた見に行きたいです
さぞやきれいなんでしょうなぁ


奥之院からは絶景!
遠く見えるのは比叡山



柳谷観音には、信者によってさまざまなものが寄進されています
愛されているお寺なんだということがよくわかります
なかには、大阪の飛田遊郭の遊女によって寄進されたものも。






弘法大師ゆかりの「独鈷水(おこうずい)」
眼病平癒のご利益のあるお水です
子猿のつぶれた眼を、一心不乱に湧水で洗っている親猿をみかけた弘法大師は
17日間、小猿のために祈祷したそうです
すると満願の日には、小猿の眼が開いたと伝わります。

そんなご利益のあるお水は飲用はもちろん、
目を洗うととてもすっきりするそうです
わたくしもいただきました。
とってもまろやかでやさしいお水でした。


毎月17日の縁日には、お水を汲む方でいっぱいなんだそうです
近所だったら絶対通ってます

なんて心安らぐお寺なんだろう
わたくし、長岡京が大好きになりました
お休みの日、また伺いたいです
こんどはでっかいペットボトル持って行かねば!

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