2016年1月22日金曜日

新刊できてます『有職の文様』

みなさま、ごきげんいかが
北大路アオアザでございます

前回、なんだかんだで雪降らへんとか
そんなことを書いた直後に積もるという
いつも裏切られちゃう
わたくしってそんな女

ということで、北大路界隈はお寒うございました




烏丸北大路から東を望む
大粒の雪が降っているのわかりますか
比叡山方面、まったく見えず

朝、娘と雪遊びをしていたら足がつめたい…
どうやら長靴に穴があいていたもよう
しもやけが左足にまで及びましたがな


今週末にはまた大寒波がくるんですって
九州も気温がマイナスになるとか
重々お気を付けください


さて、新刊ができてましたよーっ
おまっとさんでございました

『有職の文様』
読めますか、ちゃんと読めますか

ゆうしょくのぶんよう
ありしきのふみさま

のんのんのん

正解は『ゆうそくのもんよう』です



みてこの、重厚感たっぷりの表紙カバーを!
ずーっと見てたら紙なのか布なのかわからなくなる
わかっているのに一応さわってたしかめる
ああ、やっぱ、紙

本のサイズはタテ163mm×ヨコ121mmと文庫よりちょい大きめ
以前ご紹介しました『日本服飾史』と同じサイズです
このシリーズ、実は【趣シリーズ】と呼んでおります
おもむき、です


推古天皇の時代より、身分を色で表してきた日本。
のちに、文様によっても区別するようになりました。
このような状況下で生まれたのが「有職の文様」。
宮中や公家の官職や儀式、装束や調度を指して「有職」といい、
それらに特別に用いられた文様をいいます。

こんな感じにシエスタが本の紹介文を書いていますので
弊社のホームページもしくは、amazonをご覧ください


有職の文様が織りこまれた生地や描かれた調度品の写真が満載なのです


読み進めるうえで必要な装束などイラスト入りで解説


生地の分類なども詳しく説明があります
そのうえ、ルビもたくさんふっていて便利
こういうのって読めませんもんね
間違えた読み方をしないためにもルビ大事


めでたい象徴の鶴



向かい合う縁起物
めでたさ倍増



うつわ好きなんでどうしてもうつわに目が行きます
向かい合う蝶々


亀甲
先日書いたオサレショップにも
床や天井や照明、いろいろなところで亀甲があしらわれていました


絶妙な色合い
ぱっと白い紙を出されて
こんな色合わせ、わたくしにはできまてん
センスの塊ですな


立涌文
右下の菊入りのん、かいらしいですなあ


永遠に繋ぐことができる文様
子どものころ、とにかくぼんやりするのが好きだったので
例えば病院の廊下の模様とか、カーペットの模様とか
眺めては「どこまで続くの」と果てのないことを考えていました



やっぱり気になるうつわ
みてくださいこれ、天才
この文様の抜き方
ほしい

こんな器の本ばかりあったらなーと思ったらなんと
ありました!てへぺろ☆

『御所の器』
著者は同じく池先生です
うっとりしちゃう1冊

ぜひ、あわせてどうぞ

amazonではこちら→『有職の文様』

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